NEO AGINGby Richard Francis Walker, Ph.D., R.Ph.

12兆の細胞を覚醒させる
若がえりの最先端医学
ネオエイジング

皮膚(肌)の
若がえり治療

成長ホルモンが減ると、
だんだん修復できなくなる

  • [成長ホルモンが減った肌] 表皮(上皮) 真皮(結合組織) 皮膚の自己修復能力が落ち、肌の表面にシミ、くすみといった色素沈着がおこる メラニン色素 メラノサイト シミ、シワができる

老化を気にしはじめた人にとって、もっとも関心度の高い部位がお肌の表面に生じた小ジワやしみ、くすみ、たるみといった変化でしょう。しかもこうした皮膚表面を注意深く調べてみると、そのほとんどが成長ホルモン分泌の急速な減少によるものだったのです。そして日光紫外線などの影響も加われば、さらに老化は促進し、複合性の老化病変へと進んでいってしまうでしょう。

もちろん成長ホルモンが充分に分泌される20代前半までなら、そうした紫外線の影響もほとんど気になりません。成長ホルモンの潤沢な分泌によって細胞骨格のフィラメントも常に良好に保たれ、自己修復も充分可能な時期だからです。

ところが、成長ホルモン分泌が減少し始めると細胞骨格のフィラメントも成長が停滞し、次第に細胞の張りが失われていきます。さらに隣り合う細胞にまで影響がおよぶと細胞同士のミクロのすき間からさかんに水分が蒸発し始め、お肌のカサつきも日常の事となってしまいます。さらにこの時期を過ぎると新たな細胞に置きかわるターンオーバー間隔も遅くなって、老化細胞の占める割合が急速に高まってしまうのです。

[健康な肌] 皮膚の表皮 表皮 角質層 顆粒層 有棘層 基底層 はがれ落ちる 角質細胞(あか) 角質細胞[成長ホルモンが減った肌] 表皮(上皮) 真皮(結合組織) 皮膚の自己修復能力が落ち、肌の表面にシミ、くすみといった色素沈着がおこる メラニン色素 メラノサイト シミ、シワができる [健康な肌] 皮膚の表皮 表皮 角質層 顆粒層 有棘層 基底層 はがれ落ちる 角質細胞(あか) 角質細胞

ネオエイジングの第一目標は、
表皮最下部の基底層。

お肌のネオエイジング治療にとって第一目標は表皮の下にある基底層です。その部位に若がえり効果を促すことで新たな皮膚を再生し、ターンオーバー周期を整えること。皮膚表面のケアだけにこだわっていては、新たに生みだすお肌も老化したような細胞だらけになってしまいます。それではシミやくすみも容易に広がって、早々と乾燥ジワも目立ち始めてしまうことでしょう。

また、特殊な皮膚細胞の一つ、メラノサイト(メラニン細胞)の老化によってもお肌の色味に色素ムラを生じます。するとシミ・くすみといった色素沈着もより一層、目立つようになってしまうのです。

[線維芽細胞]

次の目標は、皮膚の奥底にある
線維芽細胞(せんいがさいぼう)

次に治療目標は皮膚の奥深く、真皮の下に位置する線維芽細胞です。表面から見ることのできない線維芽細胞の老化は、自前のコラーゲン線維やエラスチン、ヒアルロン酸といった皮膚の「ふくよか成分」を大きく減少させてしまいます。

そこで線維芽細胞の若がえりを図り、早めにその数を増加させて機能回復しないと若い頃のような皮膚の弾力性も取り戻せません。グズグズしていると肌全体の張りも失われ、深いシワやたるみの原因にもなってしまうからです。

[頭蓋骨を覆う筋繊維]

顔だけでなく、
頭全体にも気を配る

顔のお肌全体を裏から支える頭がい骨や、表情筋の痩せ防止も忘れてはなりません。これらの部位にもネオエイジング治療の若がえり効果が大きな力を発揮します。

老化によって容積の減った骨組織には、骨芽細胞の活動を再開させることで内部に含まれるコラーゲン線維の増量といった結果が現れ始めることでしょう。さらには顔を覆っていた表情筋にも、筋芽細胞の活動再開によって新たな筋肉の発達や機能の改善がもたらされ始めます。

こうしたお肌への治療はその期間もさまざまです。当然、今まで手入れを怠り、老化の度合いが強い人ほど期間を要してしまうのです。概ね6ヶ月~1年程度の期間を念頭に、もし心配なら少し経過を見たうえで担当医に尋ねてみると良いでしょう。